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横川 淳 - 理系科長

かつて入塾面談の際にこんなことを聞いた子がいました。

「先生、角度を答える問題で『45度』と答えたらダメで、『45°』と答えないといけないのですか」

絶句しました。「数学」はこの子の中でこんなにも不自由なものになっていて、そのことがこの子をどれだけ苦しめてきたのだろうかと、涙が出そうになりました。

そのとき、確か次のような会話をしたと思います。
「45°と45度で意味は違うかな?」
「違わないと思います」
「相手への伝わりやすさはどうかな?」
「変わらないと思います」
「だったらどちらでもいいですよ」
「えっ?」
「数学は、図形や方程式を使って世界を書き表すための言葉なんだから、相手に伝わるのならどちらでもいいよ」
「・・・」
「ただ、漢字だと海外の人には伝わらないでしょう。その点、°だと地球上の人全員に伝わる。だから°の方がその点は優れていますね」
「地球・・・」


本来、理科や数学は、世界や宇宙にあふれる事象の背後にある法則性を(全てとは申しませんが)書き表すための道具です。「世界を羽ばたくための自由の翼」と言っても過言ではありません(その点、英語や国語と似ていますね)。それがいつの間にか、指導者側の都合で「生徒の自由を奪う枷」になっている。私たちはこの現状に真っ向から立ち向かう覚悟です。

塾生の皆さんには、数学で学ぶ内容が何を表現しようとしているのか、理科で学ぶ内容がどのような現象なのか、そしてこの世界の背後にどんな法則が隠れているのか・・・そういったことを真摯に伝えていく所存です。まっすぐに学び、深く理解し、その結果として成績を上げていきましょう。

【著書】
気楽に物理
身につく気象の原理
ぼくらは物理のおかげで生きている


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